アパレルの仕事って、華やかに見えるかもしれないけど――
現場に立ってる人なら、誰もが一度はこう思ったことがあるはず。
「もうムリかも…」
「辞めたいけど、まだ頑張れるかな…?」
「私だけがしんどいの?」
実際、アパレル業界は離職率も高くて“続かない業界”とも言われていますが、
実際に辞めたくても辞めれない・動けない人も多いのが現実なんです。

店長の機嫌で毎日の気分が変わる。
今日も“売れた?”って聞かれるの、もう疲れた。
今回は、そんな“限界を感じる瞬間”をリアルにまとめました。
辞めたいと思うのはあなただけじゃないし、恥ずかしいことでもありません。
アパレル辞めたい理由ランキングTOP5

実際に「アパレル辞めたい…」と思う理由は人それぞれ。
でも、現場のリアルな声を集めると、“辞めたくなる原因”はだいたいこの5つに絞られます。
ここでは、アパレル歴10年以上のナナメちゃんが選ぶ
「辞めたくなる理由ランキングTOP5」を紹介します。
🥇第1位:給料がとにかく安すぎる
アパレル業界で働く人の多くが口をそろえて言うのがこれ。
「頑張っても、手取りが少なすぎる…」
実際、正社員でも手取り14万〜18万円程度というケースが多く、
都心部や大手ブランドでも20万円台前半で頭打ちになりがちです。
- ボーナスがない、あっても数万円
- 頑張っても昇給がほとんどない
- 社割で服を買うから結局手元にお金が残らない

毎日働いて、気を使って、数字も追ってるのに、
月末には口座残高がギリギリ…これはさすがにおかしいと思ったよね。
\アパレル業界の平均年収はこちら/
🥈第2位:ノルマ・売上プレッシャーが限界
「売上取れてる?」「今月の数字大丈夫?」
そんな言葉に、毎日心が削られていく…。
しかも今は物価高騰・不景気・通販の普及で、店舗でバンバン売れる時代じゃない。
- 来店数が減っているのに個人ノルマは変わらない
- 高額商品の提案に罪悪感すら出てくる
- 売れなかった日の帰り道がつらい

“今月まだ10万しか売れてないの?”って言われたとき、心がズタズタになった。
売れないものは売れないんだよ…。
🥉第3位:人間関係が地獄すぎる
アパレル職場は狭い・女社会・上下関係が濃いという三重苦。
- 強烈なお局が仕切っている
- 店長の機嫌で空気が変わる
- 個人ノルマのせいでスタッフ間がギスギス
笑顔の裏では陰口・派閥・裏LINE…なんて話もよく聞きます。

“あの子ばっかり楽なポジションだよね”って陰で言われる空気。
人と話すのが怖くなったとき、ほんとに限界だった。
\お局ってどこにでもいるよね?/
第4位:休めない&シフトがきつい
- 土日休みは基本ムリ
- 希望休が通りにくい
- 繁忙期は連勤続き、有給なんて取れない
友達や家族と予定が合わず、孤独を感じてしまう人も…。

友達の集まりに呼ばれなくなった。
プライベートの犠牲って大きすぎるよね。
第5位:体力勝負すぎて将来が不安
- 1日8時間以上、立ちっぱなし
- 季節ごとのディスプレイ変更で重い什器の移動
- 冬は寒くて足が冷える、夏は汗だく

これは慣れてくれば意外と平気!って人も多いから、5位にしたよ。
でも、年齢を重ねるとしんどくなるのもまた事実。
辞めたいのに動けないのは、こんな理由じゃない?

正直、「アパレル辞めたい」は、甘えでもなんでもなく“本音”です。
でも、わかってるのに行動できない。
頭では「辞めたい」って100回くらい思ってるのに、なぜか続けてしまう――
それって、こんな理由じゃないですか?
辞めた後のことが想像できない
- 転職先って何があるの?
- 自分にできる仕事なんてある?
- また変な職場だったらイヤすぎる

“辞めたらどうなるん?”って不安がデカすぎる。
転職活動そのものがめんどくさい
- 忙しすぎて動く気にならない
- 面接や履歴書がダルすぎる
- 新しい人間関係つくるのが怖い

“辞めたい”より“めんどくさい”が勝つと動けん。
今の職場に“慣れ”があるから意外と居座れる
- 人間関係クソだけど、空気は読めるようになった
- ミスることは減ったし、なんだかんだ業務は回せてる
- 新しい場所でゼロから覚えるのは…正直だるい

この地味な“慣れ”が、一番厄介なんだよ。
ちょっとした変化で気持ちを“先延ばし”できてしまう
- たまたま売上が良かった
- 上司の機嫌が今日はマシだった
- 次のシフトは人が少ないから気がラクかも…

時々売れるとちょっとやりがいとか感じちゃってね。
毎日辞めたいけど、「まあいっか」でまた1日が終わる。
これ、アパレルあるあるです。

本当はとっくに限界。
でも“明日でいっか”のループ地獄
でも、本当は――
辞めたあとのことをちゃんと知れば、一歩踏み出しやすくなるのかもしれない。
次は、実際に辞めた人たちがどうなったのか?
「その後のリアル」を紹介します👇
実際に辞めた人って、どうしてる?

「辞めたい気持ちはあるけど…」
「でも、辞めたあとのことが不安で動けない」
これ、本当に多くの人がつまずくポイントです。
でも実際にアパレルを辞めた人たちは、
“意外となんとかなってる”ケースがめちゃくちゃ多いんです。
よくある「辞めたあとのルート」はこの3つ
【1】異業種に転職して“生活リズムが整った”
事務職・受付・軽作業など“別業界”に転職する人は多いです。
- 土日休みになって、予定が立てやすくなった
- 接客のストレスがなくて気がラクになった
- 定時で帰れる生活に戻れた

朝“仕事行きたくない…”って思わなくなっただけで、毎日が全然違うよね。
【2】同じ“接客業”でジャンルを変えた
販売スキルを活かして、
カフェやレストラン・受付・レジャー施設などに転職するパターンも。
- アパレルよりプレッシャーが少ない
- 売上ノルマがないから気がラク
- 笑顔で接客できる余裕が戻ってきた
【3】一旦、ちゃんと“休む”を選んだ人もいる
頑張りすぎた人ほど、辞めたあと「すぐに次を決めなきゃ」と焦りがち。
でも、思い切って一度休んだ人の方が、その後うまくいってることも。
- 実家に帰ってゆっくり休んだ
- 派遣や単発で働きながら考えた
- とりあえず半年バイト生活しながら自分を立て直した

転職って“すぐ決めなきゃ”じゃなくて“ちょっと休んでもいい”が正解だったかも。
辞めた人たちの共通点は「一歩踏み出したこと」
すごいキャリアチェンジじゃなくていい。
どこにでも転職できるスキルがなくてもいい。
大事なのは、「今の働き方をこのまま続けたくない」って気持ちにちゃんと向き合ったこと。

あのとき逃げたんじゃなくて、ちゃんと選び直しただけだった。
この“辞めたいと思い続ける日々”や“充実感のない毎日”は、
結局、自分が動かなきゃ何も変わらない。
変化は、勇気じゃなくて行動からしか生まれない。
まとめ“辞めたい”を流し続ける毎日は、もう終わりにしていい

「もうムリかも」って何度思っても、
結局、明日も出勤してる。
そんなふうに、辞めたい気持ちをごまかして続けてると――
気づいたら1年経ってる。
でも、何も変わってない。

しんどさって、“我慢できる”から厄介なんだよね。
今のままじゃ、今日と同じ明日が続くだけ。
それって、ほんとうに自分が望んでる未来ですか?
- 本当にこの仕事、あと1年続けたい?
- “私らしさ”って、今の働き方にある?
- いつまで「とりあえず」で誤魔化す?
一歩踏み出すのに、正解も完璧な準備もいらない。
「もうちょっとマシになりたい」って気持ちがあれば、それで十分。

私は“このままじゃヤバい”って思った瞬間に動いた。
あの時の自分、ナイス判断だったと思ってる。
“辞めたい”は、甘えじゃない。方向転換のタイミング。
迷いながらでも、立ち止まりながらでもいい。
あなたの人生、ちゃんとあなたのものであっていいんです。
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