アパレル販売員って、接客スキルがあって、おしゃれで、笑顔が素敵で──
…って思われがちだけど、実際の中身はだいぶ違います。
たしかに服はたたむの早い。
どんな客にもニコニコするスキルもある。
でも、ふと気づくと「私、なんのためにこんなに頑張ってんだっけ?」って、
ぐちゃぐちゃになった気持ちを見て見ぬふりしてる。

店はきれいに整ってるけど、自分の部屋はずっとカオスだよ〜。
この記事では、そんな
アパレル販売員の日常の“リアルあるある”を
ちょっと皮肉まじりにまとめていきます。
笑える人は、きっと同じ世界にいる人。
読んでくれてるあなたも、気づけば販売員マインドに侵食されてるかも?!
- アパレル販売員あるある①「キラキラしてて羨ましい」って言われがちだけど、そんなわけない件
- アパレル販売員あるある②土日に予定合わせると、損した気分になる件
- アパレル販売員あるある③年末年始が、ぜんっぜん“休み”じゃない問題
- アパレル販売員あるある④酒好き多すぎ問題。二日酔いでも売り場は戦場
- アパレル販売員あるある⑤自分が買い物行っても、畳まずにいられない
- アパレル販売員あるある⑥歩くスピードが周囲と合わなくなる
- アパレル販売員あるある⑦精神的に強くなる(というか強くならざるを得ない)
- アパレル販売員あるある⑧気づけば、いつもお金がない
- アパレル販売員あるある⑨仕事が好きでも、将来がちょっと不安になる夜がある
- 【アパレル販売員あるあるまと】笑ってるけど、内心いろいろ考えてる
アパレル販売員あるある①「キラキラしてて羨ましい」って言われがちだけど、そんなわけない件

「アパレルって華やかでいいな〜」
「毎日おしゃれできて楽しそう」
…そんなことをよく言われる。でも現実はだいぶ違う。
たしかに流行はある程度わかるし、
毎日いろんな服を見るから自然と情報は入ってくる。
でも、それって仕事でやってるだけ。
プライベートまでトレンドに全力投資できるほど、こちとら給料に余裕ないんですわ。
ましてや、「服選んでよ〜!」って頼まれても、
知らないブランドとか、そもそも自分の趣味じゃない服とか、
「どうしろと…」って思うことだって多い。

おしゃれな仕事=おしゃれな私、じゃない。
給料と相談しながら“それっぽく”してるだけ。
アパレル販売員あるある②土日に予定合わせると、損した気分になる件

「たまにはみんなと予定合わせて、土日に旅行しよ〜!」
そう思って友達に合わせるんだけど…
どこ行っても人が多いし、値段も高い。
おまけに、「あ〜、平日に来たら空いてたんだろうな…」って
自分でわかってるから余計にイライラ。
普段、平日に休む生活が長いと、
土日の混雑や高価格設定がどうしても“ムダ”に感じてしまう。
もちろん友達と会えるのは嬉しいけど、
心のどこかで「平日ならもっと快適だったのに…」って思っちゃうのは、
アパレル勤務あるある。

平日休みのプロからすると、土日のコスパの悪さ、地獄やで。
アパレル販売員あるある③年末年始が、ぜんっぜん“休み”じゃない問題

カレンダー通りに休める仕事と違って、
年末年始こそアパレルは戦場。
年末はセールの準備、
年始は初売り&福袋地獄。
「良いお年を~!」って同僚と笑顔で挨拶して
別れた2日後、ふつうにまた現場で会うっていう謎展開もあるある。
友達が「今年はゆっくり実家で〜」なんて言ってると、
もはや別世界の話。
しかもふと気づく。「え?私、給料一番安いのに?なんで真っ先に出勤?」
理不尽を感じながらも、“正月=稼ぎどき”が当たり前になってる自分がちょっと怖い。

正月の朝に開店待ちしてる人見ると、ちょっと泣きそうになるねん。
アパレル販売員あるある④酒好き多すぎ問題。二日酔いでも売り場は戦場

アパレルって、なぜかお酒好きが多い。
ストレス発散?テンション高めな性格の集まり?
…店によるけど、「飲まなきゃやってらんねぇ」みたいな空気はある。
しかも、同じ店の子たちと飲もうとすると、
シフトの関係で絶対に誰かが犠牲になる。
「え、ごめん明日早番なんだけど…」とか言いつつ、
結局全員集まって、愚痴言いまくって爆笑して、記憶失うまで飲む。
そして次の日、
別人みたいに全員げっそりした顔で出勤。
それでもちゃんと笑顔で接客して、
「え、今日調子いいじゃん」って褒められたりするの、
なんかもう意味わからんプロ根性。

二日酔いでも立たされてたら売れんのよ。
むしろ魂抜けてるほうが接客優しいまである。
アパレル販売員あるある⑤自分が買い物行っても、畳まずにいられない

これはもう職業病。
自分がお客さんとして服見に行っても、
広げたら条件反射でめちゃくちゃ綺麗に畳んじゃう。
しかも無意識で。
ふと我に返って
「え、あたし何してんの?」ってなるやつ。
他にも、
・商品タグの位置めっちゃ気になる
・服の畳み方が雑だとそわそわする
・店員さんの雑談もなんだか気になる
とか、自分が販売員の目線で買い物してることに気づいて笑ってしまう。

そのままで大丈夫ですよ~って言われるやつ。
ですよね。
アパレル販売員あるある⑥歩くスピードが周囲と合わなくなる

通勤中に駅で見かけた販売員の知り合い、歩くのめちゃくちゃ早いと思ってたけど、
気づいたら友達との買い物でいつも先に歩いてる自分がいた。
いつからか、歩くのめっちゃ早くなってる。
・昼休憩は時間との勝負
・お客さんが来たり忙しい時にダッシュで戻る
・裏で走るの当たり前(足音消すのプロ)
日々の積み重ねで、もはや脚が鍛えられてる。

チャキチャキした人が多いよな。
アパレル販売員あるある⑦精神的に強くなる(というか強くならざるを得ない)

最初はちょっとしたクレームで泣きそうになってたのに、
気づけば「はいはい、おっしゃる通りでございます~😊」って
無感情で乗り切れるスキルが身についてる。
・理不尽なお客様
・クセ強めのスタッフ
・数字とノルマのプレッシャー
・土日も休めない働き方
全部まとめて、「普通に生きてたら遭遇しない修羅場」が日常になる。
だからなのか、メンタル鍛えられた感すごい。

もはや“やばい客”来ても、“今日はその役、私か~”くらいのテンションになってんの草
アパレル販売員あるある⑧気づけば、いつもお金がない

セール時期は物欲爆発、
シーズン立ち上がりは“トレンドチェック”って名目で散財。
しかも社割って誘惑が強すぎる…。
「今月も赤字だけど、まぁ来月頑張ろ♡」って思ってたら、
来月も赤字なんだよね。不思議と。
・飲み会多い
・美容代かかる
・家賃や交通費で消える
・そもそも基本給が低い
「このままで大丈夫かな?」ってふと不安になる、あるある。

お金ないから節約したいのに、美容代と洋服代は命綱なのほんとジレンマ。
アパレル販売員あるある⑨仕事が好きでも、将来がちょっと不安になる夜がある

売れた時の喜び、お客さんとの会話、仲間との連携プレー。
アパレルの仕事って、しんどいけどやっぱり楽しい。
「自分に向いてるのかも」って思う瞬間、たくさんある。
でもふとした瞬間に我に返る。
・体力的にいつまで続けられるんだろう?
・このお給料で将来って大丈夫?
・年齢を重ねても、今のままで大丈夫?
どれだけやりがいがあっても、
不安を感じる夜って、誰にだってある。
そんな時は、「他の道もあるかも」って考えてみるだけでも、ちょっとラクになれるかもしれません。

え、今月も赤字なんだけど?…将来どころか今がヤバい。
【アパレル販売員あるあるまと】笑ってるけど、内心いろいろ考えてる

アパレル販売員のあるあるって、たしかに笑えるけど――
その裏には、体力の限界だったり、お金や将来への不安だったり、リアルな悩みもちらほら。
だからこそ、「そろそろこの先どうしよう?」ってふと思ったとき、
ちゃんと考えてみるのも、大人な選択かもしれません。

気づいたら“あるある”じゃ済まされないとこまで来てる時、あるんだよね…。