アパレルの現場で働いていると、必ず一人は遭遇する――
それが「お局(おつぼね)」という存在。
とくに百貨店の売場では、
社員よりも長く居座り、“歴史そのもの”みたいなベテランが普通に幅をきかせていることも。
新しいルールやシステムには文句を言い、
本社のやり方には悪態をつき、
でも上の人が来た瞬間には満面の笑みでゴマすりモード。
そして厄介なのが、売上に異常なこだわりを持っていて、レジだけサッと横取り。
自分は接客してなくても「私が売った」って雰囲気を出すから、現場はモヤモヤ…。
「なんでそんなに偉そうなの…?」
「しかもメイクも髪型も、昭和で時が止まってない?」
言いたくても言えない、けど我慢の限界――
そんなあなたのためにこの記事では、
“進化しないお局”のリアルな特徴と、ストレスを減らす付き合い方を、少し笑いも交えて紹介していきます。
アパレル業界で“お局”が進化しない理由

なぜ、あの人たちは時代が変わってもアップデートされないのか。
昭和の接客スタイル、古いマイルール、謎の権力…。
でも実は、それにはものすごく現実的な理由がある。
覚えるのが面倒だから
新しいシステム、新しい接客、新しいSNS活用。
それらすべてに対してお局はこう言う。
「インスタ?よくわかんないし、私やらないから〜」
「タグづけ?へぇ〜…やっといて」
要するに、覚える気がない。
だから何十年も前のやり方を引きずりながら、
「これが正しい」と言い張って居座っている。
「昔はこうだった」で全部乗り切れるから
何か提案をしても、すべてが“過去”基準で返ってくる。
- 「そういうのはこのブランドのイメージじゃないの」
- 「前にやったけどダメだったから」
- 「昔はね〜こうやって売ってたのよ」
時代が変わったことも、客層が変わったことも関係なし。
本人にとっては「昔=正解」であり、今のやり方は信用できない。
周りが気を遣うから生き残る
若手や中堅が提案しても、何か言えば空気が悪くなる。
誰も怒らせたくないから、気を遣って結局従う。
そうやって、“お局”は変わらないまま、なぜか一番安定した立場にいる。

今は令和って知ってる?
昭和で時が止まった“お局”の特徴7選

百貨店アパレルに1人はいる、“時代に取り残されたお局”。
ただ年数が長いだけじゃない。
厄介なのは、その古さを正義と勘違いしてるところ。
ここでは、現場でよく見られる“リアルすぎる特徴”をまとめました。
特徴 | 解説 |
---|---|
🧓 1. 古いルールが絶対 | 「前はこうだった」が口癖。新人が何を提案しても、「でもこの店では〜」で却下される。 |
💄 2. メイクと髪型が昭和で止まってる | 青アイシャドウ、濃いチーク、ソバージュ。令和の空気は届いていない。 |
🛍 3. 売上は“横取り”してナンボ精神 | 接客せずにレジだけ持っていく。「私が売った」顔をするスピード感はピカイチ。 |
🍬 4. お菓子を気分で配る | 飴・クッキーを持ち歩き、機嫌がいいと配ってくる。配られなかった日は地雷の可能性。 |
👄 5. 陰口が生きがい | 新人の言動はすぐ裏で実況。仕事より“人の評価”に情熱を注ぐ。 |
📣 6. 本社の悪口は日課 | 「本社ってズレてるよね〜」「また意味不明な指示きた」など、常に不満を垂れ流す。 |
🙇♀️ 7. ゴマすりだけは最新技術 | 上の人が来ると声のトーンが3段階アップ。笑顔・敬語・手土産のフルコンボ。 |

売上横取りしたのに“ありがとう”って言わせるの、
それもう詐欺師のメンタルなんよ。
お局によるストレスを減らす3つの方法

「いちいち反応してたらメンタルが持たない…」
そう感じているあなたへ。
ここでは、お局にメンタルを削られないための
**“現実的なスルースキル”**を紹介します。
感情ではなく“キャラとして観察”する
ムカつく!と思うとストレスが倍増。
でも「この人、もう進化しないんだな」と割り切れば、視点が変わる。
- 接客せずにレジを奪う=レジ泥棒ポケモン
- SNSは覚えない=絶滅危惧種のアナログ生物
- 機嫌でお菓子配る=おやつ配布型地雷処理班
キャラとして観察することで、ストレスが「観察記録」に変わる。
ゴマすりで転がしてあげる(できる人向け)
「この人、自分が一番じゃないと気がすまないんだな」
そう思ったら、あえて褒めて“気分よくさせる”という裏ワザもあり。
- 「さすがですね〜」
- 「昔の話、参考になります!」
- 「その接客、勉強になります!」
もちろん無理にやる必要はないけど、
使いこなせる人にとっては“最小限の労力で最大の平和”を生む技術。

上手に転がせば優しくしてくれる人もいるよね。
1人で抱え込まず、味方をつくっておく
お局にやられがちな人の共通点は、“1人で耐えてる”こと。
- 同じようにストレスを感じてる人は、実は周囲にいる
- 店長や本社の担当者、先輩など“第三者”の視点も確保しておくと安心
孤立しないこと。
これが、お局ストレスから自分を守るいちばんの武器。

お局ってぼっちに強気でくるからな。
限界を感じたら…“逃げ”じゃなく“選択”を

「毎日ストレスなのに、なぜか辞められない」
そんな風に、自分の中でずっと葛藤していない?
本当はもう疲れてるのに、
- 「ここを辞めたら逃げになるのかな」
- 「私が我慢すれば回るし…」
- 「みんなもこうやって耐えてるのかも」
……そうやって、自分を納得させようとしている人、多い。
でも、それ本当にあなたの人生、守れてる?
あなたが壊れる必要はない
- お局が変わることは、まずない
- そして、あなたが壊れても責任は取ってくれない
- 「もう無理かも」と思った時点で、十分がんばってる
転職は“逃げ”じゃなく“リセットボタン”
売場や人間関係を変えるだけで、
「仕事ってこんなに気楽だったんだ」って感じることもある。
今の場所にこだわりすぎる必要はない。
**大事なのは、“どこで働くか”より“自分がどうあるか”**だから。

壊れる前に動いた人の方が、結果“勝ってる”んだよね、社会って。
まとめ|お局は変えられない。でも、自分は守れる
アパレルの現場には、“時代に取り残されたお局”が存在してしまう。
- 古いルールに固執し
- 売上に異常に執着し
- 人の粗探しと陰口に精を出す
それでも、なぜか生き残ってしまう――
それは、変わらずに居続けることが“許されてしまった環境”があるから。
でも、その犠牲になる必要はない。
ストレスで日々を削られているなら、ちゃんと自分を守る選択をしていい。
付き合い方を工夫するのも選択肢。
離れることを考えるのも選択肢。
どれを選んでも、それは“逃げ”なんかじゃない。

そのお局をよしとする会社なんかダメじゃない?
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