アパレル販売員のメリット7選!辞めたい気持ちもあるけど、ここだけは最高だった話

アパレルって、

「華やかそう」
「楽しそう」

なんてイメージで見られがちだけど、実際に働いてみると

「現実はそんなに甘くない」って思った人、多いんじゃないでしょうか。

私もそのひとり。

立ちっぱなしで足は棒、売上は詰められ、給料は安い…

そんな不満を抱えて、このブログも

「アパレル辞めたい」がテーマでスタートしました。

でもね。

それでもやっぱり、

「アパレルやっててよかったな」と思える瞬間もたくさんあったんです。

むしろ、他の仕事じゃ味わえない特別なメリットもある。

今回はそんな「アパレルで働いてよかったと思えたこと」を、

現場でのリアルな実体験をもとにまとめました。

辞めたいと思ってるあなたにも、今ちょっとだけアパレルが好きになれる瞬間があったはず。

平日休みの特権、まじでデカい

アパレル販売員といえば、基本は土日出勤のシフト制

カレンダー通りの休みではないけど、

それが逆にめちゃくちゃ便利なこともあるんです。

例えば、

  • 役所や病院、美容院が空いてる
  • 平日のレストランやカフェは静かで快適
  • テーマパークも空いてるから満喫できる
  • 旅行もオフシーズン価格で行きやすい

周りが働いてる平日に、ひとりでゆっくり過ごす休日って

なんかちょっと勝ち組感ありません?(笑)

もちろん、お店によっては「土日は絶対出てね」みたいな厳しめのところもあるけど、

希望休が通りやすいブランドや店舗もちゃんとある。

そのあたりの裁量がきくかどうかで、働きやすさもだいぶ変わります。

ナナメちゃん
ナナメちゃん

平日ディズニー、アトラクション10分待ちとかあるからね。
人生の裏技か?

社販で欲しい服が安く買えるってやっぱ嬉しい

アパレルの醍醐味といえばやっぱり社販(社員割引)

「服が安く買えるなんて当たり前じゃん」と思われるかもだけど、

“好きなブランドの服を、安く・早く手に入れられる”って、服好きからしたら最高すぎる環境です。

例えば、

  • まだSNSで話題になる前の新作がいち早く見れる
  • 欲しかったアイテムを社販価格で買える
  • シーズンごとに在庫処分でさらに安くなることも

もちろん「買わされる文化」がある店舗は地獄。

でも、“もともと自分が好きなブランドで、自然に買ってるだけ”なら、

むしろラッキーって感じ。

働きながら、自分のワードローブがアップデートされていくのって、

テンション上がる瞬間でもあります。

ナナメちゃん
ナナメちゃん

“買わされた”んじゃなくて、“欲しかったから買った”って自分に言い聞かせるのが基本やで。

髪型・ネイル・服装、けっこう自由です

アパレルは“自分を表現できる仕事”でもある。

その象徴が、髪型・ネイル・ファッションの自由度の高さ。

特にブランドの世界観にもよるけど──

たとえばこんな感じ

  • 明るめのヘアカラーやインナーカラーもOK
  • ネイルもデザイン自由、むしろオシャレしてナンボ
  • 服装もブランドに合っていればほぼ自由(支給がある店もある)

「オフィスじゃできない自分らしい格好で働ける」って、

実はかなり大きなストレス解消になるんです。

“オシャレして働くこと”が、テンション上がる原動力になってた日もあったな…としみじみ。

ナナメちゃん
ナナメちゃん

ピンクや緑の頭もいっぱいおったで。

トレンドに敏感になれる。センスも磨かれる

アパレルの仕事をしてると、いやでも最新のトレンドが目に入る。

  • 展示会や商品説明会で次のシーズンを先取り
  • 新作が入荷するたびに生地・デザイン・カラー傾向をチェック
  • お客様にコーデ提案することで“着こなし力”も自然とアップ

気づけば「今どきっぽいバランス」とか、「流行りの素材感」とか、

感覚的に分かるようになってる自分がいたりする。

これって、転職して違う業種に行ったあとでも

「センスいいよね」
「なんか垢抜けてる」

と言われたりするから、

意外と一生モノのスキルだったりするんですよね。

ナナメちゃん
ナナメちゃん

“今っぽい”って言葉、アパレル辞めたら誰も教えてくれなくなる説。

コミュ力と接客力はガチで鍛えられる

アパレルって、ただ服を売るだけじゃない。

「相手が今、何を求めてるか」を察する力がめちゃくちゃ鍛えられる仕事。

具体的には、

  • 相手の表情や雰囲気から声かけのタイミングを判断
  • ニーズを探りながら“押しすぎない接客”をする
  • クレーム対応や電話応対、在庫確認なども全部こなす

つまり、アパレル経験者は

空気を読む力+対人スキルが鬼強くなる

しかもこれ、接客業に限らずどの業界でも使える武器になるんです。

転職のときにも「人と関わる仕事は得意です!」って、胸張って言える。

ナナメちゃん
ナナメちゃん

“お客様に寄り添ってます”って、
毎日心理戦してる販売員こそ言う資格あると思う。

やっぱり“ありがとう”が直接もらえるのは嬉しい

正直、しんどい日もある。

売れなくて落ち込む日もある。

でも、そんな中でふと救われる瞬間があるんです。

それが、お客様からの「ありがとう」や「また来たよ」の一言。

たとえば──

  • 前に提案したアイテムを「めっちゃよかった!」と報告してくれる
  • わざわざ顔を見に寄ってくれる常連さんができる
  • 家族や友達に「このお姉さんが勧めてくれたの」と紹介される

売上じゃない部分で「自分の接客が誰かの役に立った」と感じられる瞬間、

それだけで何日も頑張れるんですよね。

しかもこの“やりがい”、レジ打ちや事務ではなかなか得られない感覚。

人と向き合う仕事だからこその特権だと思う。

ナナメちゃん
ナナメちゃん

売上は冷たいけど、“また来たよ”はあったかい。
マジで沁みる。

店舗によっては仲間との絆ができる

これ、職場によっては天国にも地獄にもなるけど、

人間関係に恵まれたときのアパレルは、ほんっとうに楽しい。

特に──

  • 同じブランドが好きな人たちが集まりやすい
  • 年齢や雰囲気が近いから、価値観が合いやすい
  • 仕事帰りにご飯や飲みに行きやすい

繁忙期に一緒に乗り越えた仲間とは、

ちょっとした“戦友感”も生まれたりする。

「今までの職場で一番仲良くなれたの、アパレル時代かも」って人、意外と多いはず。

逆に言えば、ここで地雷メンバーに当たると辞めたくなるんだけど…それはまた別の話で(笑)

ナナメちゃん
ナナメちゃん

“売場が部活”って感覚、たまに青春ドラマっぽくて悪くないよ。

まとめ アパレルにも“良かったこと”は確かにあった

アパレルって、正直きついことも多い。

辞めたいと思った日も、何度もあった。

でも――

  • 平日休みの快適さ
  • 好きなブランドの服が安く買える楽しさ
  • オシャレしながら働ける自由さ
  • トレンドやセンスが磨かれていく実感
  • コミュ力や接客力がどんどん武器になる感覚
  • お客様からの“ありがとう”に救われる瞬間
  • 仲間と過ごした、あの濃すぎる日々

どれも、アパレルを経験したからこそ手に入ったものばかりです。

だから、「辞めてよかった」と思う今でも、

「あの時間が全部ムダだった」とは思っていません。

しんどいことも多かったけど、それ以上に、

“アパレルでしか得られなかったもの”があったと思えるから。

今、働いている人も、これからどうするか迷っている人も。

いったん立ち止まって、「アパレルのいいところ」も見直してみると、

ちょっとだけ気持ちが変わるかもしれません。