「アパレルって、やっぱり給料低いよね」
この一言、あなたも何度か口にしたことがあるかもしれません。
筆者自身も、月給20万程度・インセンティブ数千円・昇給は数年に一回…
そんな待遇の中で、なんとか笑顔を貼りつけながら接客してきました。
同僚との休憩中は、
「〇〇ってブランド、もっと給料いいらしいよ」
「辞めたいけど、結局どこ行っても同じじゃない?」
なんて会話が日常。
いつしか、「アパレルなんてどこも似たようなもんでしょ」と、
自分に言い聞かせるようになっていた気がします。
でも、ふとした瞬間に湧いてくるんです。
「このままで、本当に大丈夫なのかな?」って。
アパレルを嫌いになったわけじゃない。
でも、将来に不安を感じるのは、私だけじゃないはず。
実は、同じ“販売職”でも、給料水準に大きな差があるのは事実。
ただし、ネット上には古い情報や主観的な口コミも多く、何を信じていいか分からなくなることも。
この記事では、信頼できる公的データや大手求人情報・口コミサイトのみをもとに、給料の高いアパレルブランドを紹介します。
今の環境にモヤモヤしているあなたが、「自分にはもっと可能性があるかも」と思えるヒントがきっと見つかるはずです。

『どこも同じ』って言い訳してたら、ずっと同じ給料で老けるだけやで。
正直、販売職で“給料が高い”なんて無理だと思ってた

アパレルで働いていると、給料が低いのは「仕方ないこと」だと思い込んでしまいませんか?
月20万ちょっと。
インセンティブはあっても、実際に支給されるのは数千円。
ボーナスが出ない年もあるし、昇給は数年に一度。
それでも「この業界はこんなもんだよね」と納得してきた人も多いはずです。
でもある時、同じ“販売職”でも驚くほど待遇がいい人たちがいることを知ってしまいました。
しかもそれが、特別なスキルやコネがなくても届く場所だったとしたら…?

“好きな仕事だから”って言い訳、もうそろそろ卒業せん?
アパレル販売職でも給料が高いブランド【7選】

「アパレル=給料が低い」と思い込んでいませんか?
たしかに、平均年収は340万円前後(厚労省:令和5年 賃金構造基本統計調査)と低めです。
ですが、すべてのブランドがそうではありません。
ここでは、販売職の正社員として年収500万円前後を狙えるブランドを、信頼できる情報に基づいて厳選して紹介します。
Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)
- 年収目安:約532万円(販売職含む全体平均)
- 出典:エンゲージ
- 特徴:基本給+インセンティブ(個人/店舗/業績連動)。中途採用も積極的で、接客経験があれば応募可能。
Fendi(フェンディ)
- 年収目安:約515万円(販売職平均)
- 出典:a-prime.jp
- 特徴:年俸制(12分割)。四半期ごとにインセンティブあり。語学力や高価格帯での接客経験があると有利。
Chanel(シャネル)
- 年収目安:約415万円(販売職平均)
- 出典:OpenWork
- 特徴:年2回の賞与+独自のポイント報酬制度あり。安定性とブランドの信頼感が魅力。
Gucci(グッチ)
- 年収目安:330万〜650万円(経験・役職により変動)
- 出典:JobQ、OpenWork
- 特徴:個人インセンティブ+年2回ボーナス。成果主義で、やる気と実績が給与に反映されやすい。
Hermès(エルメス)
- 年収目安:約600万円(全職種平均)
- 出典:a-prime.jp
- 特徴:販売職でも固定給と賞与が高水準。インセンティブは控えめだが、給与のベースが高く安定志向の人に人気。
Nike(ナイキジャパン)
- 年収目安:販売職で350万〜500万円前後(役職・評価により変動)
- 出典:doda、OpenWork
- 特徴:チーム業績に連動した報酬+個人の目標達成に応じたインセンティブあり。キャリアアップ制度も整備されている。
UNIQLO(ファーストリテイリング)
- 年収目安:新卒初任給33万円 → 入社1〜2年で年収500万円以上も可能
- 出典:公式採用ページ、a-tm.co.jp
- 特徴:実力主義の昇格制度が整備されており、半年で店長昇進するケースも。店長クラスは年収700〜900万円も現実的。

初任給33万ってマジ?って思ったら、マジでした。
そらニュースにもなるわな。
アパレル業界の中でも、給与制度や評価基準はブランドによって大きく違います。
同じ接客スキルを活かすなら、
自分の頑張りが正しく反映される環境を選ぶのも、キャリアを長く続けるための選択肢のひとつです。
給料の高いブランドに転職した人は、実は“超普通の人”だった

「ルイ・ヴィトンとかユニクロとか…どうせ、特別な人しか受からないでしょ?」
そう思う気持ち、よくわかります。
でも実際は、今のあなたと変わらない環境で働いていた人たちが、しっかり待遇の良いブランドへ転職しています。
ラグジュアリー経験なし・英語もできない。それでも内定は出る
よくある誤解が「ラグジュアリーブランドは経験者じゃないと無理」というもの。
たしかに、ハイブランドの多くは接客スキルやマナーを重視しますが、アパレル接客歴があれば未経験でも応募できる求人は実在します。
たとえば、ルイ・ヴィトンやフェンディの中途採用では、「アパレル・ホテル・飲食などでの接客経験者歓迎」といった表記があり、高価格帯の販売経験がなくても十分チャンスがあるのです。

“英語話せないし…”って悩む前に、求人内容ちゃんと読んだ?
意外と書いてないから。
「転職活動が初めて」でも、プロのサポートを使えばOK
応募書類の書き方や、面接対策、求人の選び方まで…
慣れない転職活動を一人で全部こなすのは、正直かなり大変です。
だからこそ、アパレル特化型の転職支援サービスを使うのが圧倒的におすすめ。
専任のアドバイザーが付き、あなたの希望や経験をもとに
「受かる求人」
「相性のいいブランド」
をピックアップしてくれます。

“転職エージェントって胡散臭い”…
とか思ってた頃の私に、使わずに後悔する未来を教えたい。
今の会社がダメなだけで、アパレル全体が低収入なわけじゃなかった

「もうアパレルじゃ生活できないかも」
そう感じている人って、本当にたくさんいます。
でもそれ、業界全体のせいじゃなくて、
今の会社の待遇が悪すぎるだけかもしれません。
同じ販売職でも、働くブランドによって
年収が100万〜200万円以上違うことも普通にあります。
これは一部の特別な人だけの話じゃなくて、接客経験がある人なら誰にでも可能性があること。
実際、ちゃんと稼げている人は「働く場所」をちゃんと選んでいます。

“どこも同じ”って思い込んでたら、ずっと同じとこで消耗するだけやで。
今のうちに、“他にどんな働き方があるか”だけでも知っておく
今の仕事を続けながらでも、できることはあります。
たとえば、求人をのぞいてみるだけ。
転職サービスに登録して、自分に合いそうなブランドを見せてもらうだけ。
それだけでも、「自分にまだ選べる道がある」って思えるようになることがあります。
逆に、限界が来てから焦って動こうとしても遅いんです。
次が決まらないまま辞めて、条件を妥協して、後悔する人――この業界では珍しくありません。
だからこそ、まだ余裕がある今のうちに、
“いいかも”と思える場所を探しておく。
それが、後から自分を助けてくれる選択肢になります。

ギリギリになってから探すと、ろくな選択肢ないで?
元気なうちに動いとこ。
給料が高いアパレルまとめ。選ぶ場所で人生は変わる

アパレルの販売職でも、ちゃんと給料の高いブランドは存在します。
年収500万円以上を狙える職場、昇格すれば700万〜900万円が現実的な会社もあります。
大事なのは、「自分が悪いから稼げない」と思い込まないこと。
待遇が悪いのは、あなたじゃなくて“その会社の仕組み”かもしれません。
今の仕事を続けるのも立派な選択。
でも、少しでも不安や不満があるなら、「自分にはもっと合う場所があるかもしれない」と視野を広げてみてください。
アパレルを諦めなくても、
「もっとちゃんと評価してくれる場所」で働く道は、ちゃんとあります。

好きな仕事、好きなままで生きたいなら、“選ぶ力”は持っときや。
このあと気になったブランドを調べてみてもいいし、転職サービスで求人を見てみるのもひとつ。
“行動しなくても損しないけど、行動すれば未来が変わるかもしれない”──
そんなタイミングが、いまかもしれません。